NEWS

TOKYO CALLING SPACE SHOWER NEW FORCEステージの ライブレポート前編を公開!

9月18日(月・祝)に開催されたTOKYO CALLINGの NEW FORCEコラボステージとして実施した、Shibuya WWW Xでのライブレポートを東放学園音響専門学校の生徒さんが執筆してくれました!
読むとあの日の情景が伝わってくる、渾身の内容になっています。ぜひご覧下さい。


ACT1 ドミコ
「TOKYO CALLING 2017 」最終日の渋谷WWW X のステージに最初に登場したのは、繰り返すメロディラインが不思議な魅力を生み出す2ピースバンド「ドミコ」だ。

メンバー
さかしたひかる/Gt&Vo
長谷川啓太/Dr

彼らの楽曲にはルーパーと呼ばれる演奏した音を録音し何回も重ねることのできるエフェクターが使われている。そのため2ピースとは思えないほど音に深みを出すことができる。

この日のステージもルーパーを使用した独特なサウンドで観客を魅了した。2016年の11月にリリースのアルバム「soo coo?」のリードトラックとなっている「まどろまない」はイントロが耳に残り、メロディラインとボーカルの声が生む気だるさが不思議と心地よく、観客も自然と身体を揺らしていた。また今年の6月リリースの配信シングル曲「くじらの巣」は印象的なギターの三重奏と反復されるリズムと展開に今までにない感覚を覚えた。大規模なフェスということもあり、ドミコのライブを初めて観たという人もいたと思うが、初めての人でもライブを楽しめる空気感と楽曲で、また観に行きたいと思わせてくれるライブだった。
(Text:田中達大)

【セットリスト】
1 マイララバイ
2 united pancake
3 まどろまない
4 こんなのおかしくない?
5 さなぎのなか
6 くじらの巣
7 ローストビーチベイベー


ACT2 The Wisely Brothers
2組目に登場したのは「The Wisely Brothers」高校の同級生で結成された3ピースのガールズバンドだ。

メンバー
真舘晴子/Gt&Vo
和久利泉/Ba&cho
渡辺朱音/Dr&cho

彼女達の楽曲には、海外のインディーポップを感じることができる。ボーカルのさわやかでゆったりとした歌声を軸に、時折魅せるエッジの効いたギターサウンドや効果的に曲に織り交ぜられるコーラスがとても印象に残った。

この日演奏した曲の中で特に印象に残ったのは、1曲目に演奏した「サウザンド・ビネガー」だ。この曲は高校生のときに初めて作った曲になっているのだが、歌詞の表現がとても面白い。「私は君が大切だけど 君も同じ気持ちなのかな そんなこと目の前では聞ける訳ないよ だって私センスなし子だから」と歌う。好きな男の子との接し方に悩む女の子を“センスなし子”と表現するところに“センス”を感じる。

ちなみにタイトルの「サウザンド・ビネガー」はセンス→千酢→サウザンド・ビネガーと「センス」を言葉遊びのように変換してつけられている。

そんな彼女達のライブはゆったりとした雰囲気があり、ステージ上の彼女達の笑顔がとても印象的だった。もっとたくさんの曲を聴きたいと思った月曜の昼下がりだった。
(Text:田中達大)

【セットリスト】
1 サウザンド・ビネガー
2 アニエスベー
3 The Letter
4 新曲
5 八百屋
6 メイプルカナダ


ACT3 For Tracy Hyde
3組目に登場したのは、5ピースバンド・For Tracy Hyde。幅広いリスナーから支持されている注目のバンドで、現在は、ボーカリスト・eurekaが加入しさらなる活躍を見せている。

バンドの「青さ・爽やかさ」が全面に輝く「Favourite Blue」からスタートした彼女たちのライブは、宇宙のような壮大な世界観に私たちを誘い込んでくれた。2曲目は「Emma」。1曲目よりもさらに、まーしー(Dr)とMav.(Ba)のベースラインが作り出すパワーある4つ打ちビートに加え、5人で重なり合った瞬間のサウンドは、会場全体を圧倒させるパフォーマンスだった。3曲目には彼女のキュートで透明感のある歌声で、言葉を1つずつ丁寧にストレートに届けていた「あたたかくて甘い海」。体中に染み渡るような歌詞と、ゆっくりと流れるメロディで観客も聞き惚れていた。

11月に発売されるアルバム「he(r)art」から、「Floor」「Leica Daydream」「Teen Flick」の3曲が披露された。アップチューンでスピード感のあるビートとコード進行で自然と体が動き出すような音楽だった。

全6曲が終わり颯爽とステージを去る姿までもがかっこよく、ライブを通して様々な世界観を見せられ今までに感じたことのない新感覚のサウンドを体感させられた。

どの曲を聴いても虜になれるそんなFor Tracy Hydeは、1曲1曲最後の音まで個々のパフォーマンスを魅せ続け、その音が大きな存在感を与え、終始楽しませさせられた。彼女たちのライブをさらに多くのステージで見られることを心待ちにすると共に、またFor Tracy Hydeのライブで心を揺さぶられたいと感じた。
(Text:本田悠姫)

【セットリスト】
1 Favourite Blue
2 Emma
3 あたたかくて甘い海
4 Floor
5 Leica Daydream
6 Teen Flick


ACT4 向井太一
4組目は、ドラム+キーボードを携えた構成でステージに登場した向井太一。

 電子音を絡めたR&Bナンバー「STAY GOLD」からスタートした。彼の甘いマスクからは想像のつかない色気ある繊細な歌声で会場を幻想的な空間へ導いた。続いて人気曲の「SLOW DOWN」やラヴ・バラードの「THINKING ABOUT YOU」では、自然と体が揺れ動くリズムや心に入り込んでくるメロディで私も聞き惚れ、彼のパフォーマンスに圧倒されていた。

そして「TOUCH」「YELLOW」「GREAT YARD」と彼自身の魅力である、伸びやかな高音と内臓を抉り取るような力強い声の太さで、あっという間に会場を温かくて煌めくディスコテークのような空間で観客との一体感が作り出されボルテージも上がっていった。ラストの曲は「FLY」。魂で歌うようなパワフルなパフォーマンスで観客も虜になっていった。

全7曲を歌い温かい拍手で終えたライブだが、洗練された歌声を自由自在に操る向井太一という一人のシンガーソングライターは、観客を魅了する華麗な声と心を温めてくれる歌詞、そして会場全体を一体化するほどのたくましく力強い生命を感じる存在を私たちに魅せてくれた。私が待ち望んでいたのは、音を聴くだけで自然と体が踊り出し乗るリズムや溢れんばかりの笑顔を音楽で作り出せるライブだったのかもしれない。

彼の音楽へ秘めた情熱が発揮されたパフォーマンスを、いつの日かさらに大きなステージで何千人何万人と見られるよう心待ちにしたい。
(Text:本田悠姫)

【セットリスト】
1 STAY GOLD
2 SLOW DOWN
3 THINKING ABOUT YOU
4 TOUCH
5 YELLOW
6 GREAT YARD
7 FLY


ACT5 iri
綺麗で可愛らしいルックスとはギャップのある特徴的な(ハスキー?)な声
クールにラップを歌いこなす
聞き入ってしまう歌声である

1.無理相反
アップテンポなリズムから始まりサビにはいるとラップになり多くの韻を踏んでとても面白い。サビが終わるとゆったりしたリズムに変わる。曲の中で大きく3種に分かれるメロディは映画1本見ているような内容がとても多いような曲に感じられた。

2.半疑じゃない
私という人間に迷い世の中からも逃げ出したい女の子が頭によぎる。
曖昧だった濁った空嘘ばっかもう半疑じゃないという繰り返される歌詞でより女の子の心情が汲み取ることができる。
その中でも自分の望むものを見つけ周りを気にせず生きていくことを心決めたことがわかる。今なにをしていいかわからない迷いのある若者の心をつかむ一曲ではないか。

3.Wandring
緩やかなリズムのなかラップ調で歌いこなす。

4.never end
思わず体が動き出しそうな気持ちのいい一曲

5.fancy city
ドラムが音を刻むのが特徴的

6.your answer
ゆったりからアップテンポ
答えを問われてるような歌いかけられてるような曲

7.rhythm
お客さんもボルテージまっくす
最後はアカペラで独特な声でお客さんを大いに引き込ませた。
(Text:迫瑛汰)

【セットリスト】
1 無理相反
2 半疑じゃない
3 Wandering
4 never end
5 fancy city
6 your answer
7 rhythm